レンタルサーバーの選ぶ方法|初心者でもわかる5つのポイント




一口にレンタルサーバーといってもたくさんあるので、それを選んだらよいのかわからないかもしれません。
レンタルサーバーはそれぞれの目的にあったサーバーを選ばないと失敗しますので、しっかり各社の特徴を見て選びましょう。

価格

ランニングコストが一番重要視されるものです。
あるサーバー会社の方がおっしゃっていました。
「うちのサーバーは高機能で安定しているが、それはスタンダード以上のもので、500円以下ののサーバーについては古いサーバーを使っているのでスペックも弱い。他のサーバー会社も安いサーバーはみんなそうですよ。」
そうなんです。安いことをアピールしているサーバー会社はそれだけサーバーに費用をかけていないということで、簡単にいうとパフォーマンスが弱い、すぐ落ちる、セキュリティが甘いなどの部分があるのです。
かといって、高い料金を払ってそれだけ使えるのか、というと不安です。

月200円のサーバーだと年間2.400円
月1,000円のサーバーだと12,000円
長く使うほどランニングコストの差は広がります。
その極限を見極めないといけないのでサーバー選びは難しいのです。


容量

HDDの容量は昔に比べて格段に大きくなっています。最低でも10GB~というところがほとんどで、標準では50~100GBのところが主流でしょうか。
動画を大量に詰め込まなければ100GBまでで十分ではないでしょうか。

MySQL PHP

最近ではWordPressなどのCMS普及により、データベースを使うことも念頭にいれておかなければなりません。格安レンタルサーバーでも一番安い100円くらいのタイプはデータベースが使えないことも多いです。
200円台のサーバーでしたら、ロリポップステップサーバーラクサバクィッカ等がデータベースが使えて安いです。
クィッカは初期費用1,000円、月額250円でデータベースが5つまで使えるのでお得ですね。

サイトの表示

安くてもサイトの表示が遅くてはイライラします。ネットショップを運営していると、転送量によって購入率が変わるといわれているくらいです。
人は2秒以上は待てないといわれています。
一昔前ならともかく、光回線の整った現在では、サイト閲覧がストレスなくできることが重要です。
サイトの閲覧にはスピードテストとして色々なツールがあります。
GTmetrix

有名なサイトですが、GoogleのPage Speed InsightsとYahooのYSlowのスコアを同時に計測することができます。

転送量の表示

WEBサイトの表示を左右するものに転送量というものがあります。
転送量とは設置されたサーバーからデータを送受信する量となります。
たとえば10MBのページを閲覧した場合、そのサイトのサーバーから閲覧者に10MBのデータを転送したことになります。
10MBのページを100人見た場合、10MB×100で約1GBの転送量が発生したことになります。
サイトは各ページがありますので。10MBのページ5ページを100人見た場合、転送量は5GBとなります。
よく転送量と書かれているものはどれだけ同じ時間にそのサイトを訪れたかという転送量になります。
100GB/日の場合10MBのページ5ページを20000人同時に見るまでは大丈夫ということになります。

サポート

サポートも大事です。電話でのサポートを受けられるところとチャットやメールでのサポートを受けられるところなど様々です。
電話サポートを受けられるところはいくつかありますが、数は少ないです。
格安レンタルサーバーはメールなども多いですがまずサポートが充実していることが重要です。
大手で電話サポートがついているところは
エックスサーバー ロリポップ!(スタンダードプラン以上)、さくらインターネット等があります。

レンタルサーバーの選び方ポイント

レンタルサーバーを選ぶポイントは、コスパを考えて自分にあったものを検討することが必要です。まとめとしていくつかポイントを挙げてみました。

1.お試し期間を利用する

そのためには、まずは無料おためし期間などを使って実際に申し込んでみるものよいでしょう。合わなければお試し期間でやめてもいいですしね。

2. マニュアルやサポートが充実している
必ずしも電話サポートですべてフォローできるかわからない部分もありますが、それでもマニュアルやサポートが充実していると始めての方でも、安心して利用できると思います。

3. インターフェースがわかりやすいか
管理画面が初めてでも使いやすいか、説明されている言葉はきちんと説明されているか。等初心者でも使いやすい仕様になっていることが大事ですね。
マニュアルは充実していても、専門用語ばかりちりばめられていたらやる気をなくします。
それぞれも説明がきちんとわかりやすいかなども大事なポイントです。

4. CMS(ブログなど)は使いやすいか。
最近ではWordPressでサイトを作る方も多いのでCMSが作りやすいか。プログラムは最新状態にしているかなどは大事です。

5. 実際問い合わせしてみる
サポートページ等で、メールで問い合わせてみましょう。その返事は早いか、丁寧に説明してくれているかなども重要です。

以上を踏まえ、快適なサーバー選びをされるといいと思いますよ。






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