そもそもwebデザイナーってどうしたらなれる?

最近流行のWEBデザイナー。比較的スキルがなくてもできる人気職種です。
とは言ってもWEBデザイナーってどうやってなれるの?と思ってらっしゃる方も多いでしょう。美大に通わなければいけないのか?専門学校でイチから学ばなければいけないのか?等・・・

私はノンキャリデザイナーです

私、「いろは」はノンキャリアからのデザイナーです。
美大も出ていなければ、専門学校にも行っていません。
しかし、webデザイナーで10数年食べています。
この世界ではそういう人も少なくありません。
むしろ普通のOLさんや会社員をしていて、ある日突然WEBデザイナーに転向することなんて良く聞く話です。

では、どうやったらなれるの?

一言に言えば努力です。
しかし、それを言っては身もふたもない。
なので、いろはの経験からお話します。

Webデザイナーになるには~いろは編~

まず、ホームページを作ります。
ホームページを作るには、自分のやりたいことを明確にします。
どんなデザインが得意かを考え、それにあったデザインをします。
この時使うソフトは最初はホームページビルダーでも構いません。
デザイン用のソフト、そしてホームページを作るためのコーディング用ソフトを用意しましょう。
ホームページビルダー
https://www.justsystems.com/jp/products/hpb/

初心者でも使いやすいソフトです。いろはも最初はホームページビルダーの中に入っている「ウエブアートデザイナー」を使ってデザインをしていました。
最近は高機能になっているのでドラッグ・ドロップで簡単に配置などもできるホームページビルダーは使いやすいツールです。

Abobe Creative Cloud
http://www.adobe.com/jp/

Adobeはデザイナーにとっての最高峰です。
しっかりお仕事したい方は高いですが、こちらを使うのがオススメです。
月額4,980円~すべての製品が使えるプランや単体だけで980円/月というプランもあります。
ゆくゆくはAdobe製品を使った方がクオリティの高い作品ができますので、
最初はハードルが高いかもしれませんが、将来を見越して考えるのでしたらこちらを購入するのもよいでしょう。

ソフトがそろったらコンセプトに沿って制作しましょう。

コンセプトってなに?と思うかもしれません。
要は「概念」。

あなたが作りたいサイトの目的をしっかり考えて作ればいいのです。
ホームページからデザインの仕事が取りたい、ホームページを見て、webデザイナーとして就職したい等ホームページを作る目的はあるはずです。
それに沿って作っていきましょう。
ポートフォリオとして、仮想のサイトをいくつか作ってもいいですし、パーツや画像等を集めた作品を並べてもいいです。
ちなみにいろはは、最初はホームページ素材を配布するサイトを作りました。
こんなパーツが作れますよ、こんなイラストが書けますよといったアピールをすることにしたのです。

学習する~色々なデザインサイトを見る~

作るといってもどのように?と思われますよね。
デザインを目指す人にとっては愚問かもしれませんが、ノンキャリアの人にはどうしたら綺麗なサイトが作れるのか?というところが難しいかもしれません。
まずは、綺麗なサイトを見ることです。
色々な分野のイカすデザインを見て研究しましょう。
いろはは、「魅せるWEBデザイン」や、「ikesai.com」などを見て勉強しています。
たくさんのサイトを見ることで、自分の中に好き嫌いが出てくるはずです。
好きなサイトこそ、自分が作れるサイトへの近道です。

WEBサイトを作るための5原則

1.フォントの種類は4つまで。種類を統一する。
フォントはたくさん入っていると思いますが、特徴のあるフォントをたくさん入れるのはやめましょう。シンプルでオーソドックスなフォントの中に特徴のあるフォントを1~2種類入れるだけでイカしたサイトに見えるはずです。
基本は明朝とゴシック、ポップ体と丸文字というように相性の良いフォントを使うようにしましょう。
ベーシックなフォントの中にキラっと光るフォントがあってサイト全体が生きるのです。たくさんのフォントを使わないようにしましょう。

2.色を統一する 3色ベースで全体で5色まで。
基本はベース色(キーカラー)、アクセント色、補色の3色でよいと思います。
サイトによって賑やかにしたい場合など、バナーで他の色を加える場合がありますが、
色としては3色ベースを考えましょう。

3.サイズや位置をそろえる
バナーやコンテンツの枠はそろっていますか?
見やすく、統一感を出すためにも画像のサイズは揃えましょう。
また配置はきちんと揃えましょう。
最初は無意識に作ってしまいがちですので、作りこむ前に全体のパーツを四角で区切って配置を考えてデザインしましょう。
そうすると自然にどこが一番重要かもわかってくるはずです。

4.余白の美
余白の美と言って、余白がしっかりあるかによって美しいと感じられます。
サイドメニューとコンテンツの間、各コンテンツの間などをしっかりあけましょう。
さらに、コンテンツの横と縦の余白は同じにしたほうがよいです。
いろはは5px単位で余白をあけていますので、バナーの横と上や下の余白は10pxというようにサイズを決めて余白を取るよう心がけています。

5.全体を統一する
出来上がったら全体を縮小して眺めてみましょう。
色などは多用しすぎていないか、見出しなどの統一感はあるかなど見直してみてください。
色を統一し、コンテンツをきちんと整理することで全体としてはすっきりとしたサイトになります。あまり画像などを凝らずにシンプルに作りこみましょう。

作ったホームページを見せて売り込む。

就職活動をされる場合は必ず実績やデザインを見せてくれといわれます。
ここで一番問われるのは、学歴でも年齢でもありません。
要は実績です。どんなサイトを作れるのか、どんなデザインをするのかが一番重要です。
いろはは、最初は外注と呼ばれるフリーランスでした。
その案件だけ依頼され、デザインとコーディングを行うお仕事でした。
最初は10万円というすごく安い値段でしたが、実績を積むためにも料金や納期は度外視して来たものを受ける状態でした。
ホームページを売り込むといっても難しいですよね。
お仕事募集サイトのランサーズなどに登録してもよいかもしれません。
色々アウトソージングサイトがありますので、調べてみてください。

お仕事がうまくきたらWEBデザイナーの仲間入りとも言えるでしょう。
毎日色々な場面でスキルアップすることが多いです。
リサーチをしたりデザインのトレンドをチェックすることも怠ってはいけません。
その中でもっとよりよいデザインを作るヒントがあると思います。

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