高機能で定評のエックスサーバーに戦いを挑んでみた~ロリポ比較

よく、初心者はロリポップ。高機能を目指すならエックスサーバーと言われていますが、果たしてそうでしょうか。
最近のエックスサーバーとロリポップを比べてみました。





機能比較 | エックスサーバーX10プランVSロリポスタンダード

ロリポ(スタンダード)  エックスサーバーX10
 初期費用 1,500円 3,000円
 月額料金 500円 1,000円
 共有SSL
 無料お試し  10日間 10日間
 HDD容量  120GB  200GB
 独自ドメイン  ○100個  無制限
 サブドメイン  ○  ○
 転送量  100GB/日  70GB/日
 CPU  6コア12スレッド×2  16コア
メールアドレス  無制限  無制限
 メール転送  ○  ○
 メール自動返信    
 迷惑メールフィルタ  ○  ○
 ウィルスチェック  ○  ○
 データベース(MySQL)  30  50
 SQLite  ○  ○
 簡単インストール  WordPress
EC-CUBE
baserCMS
WordPress
XOOPSCube
Movable Type
osCommerce
PukiWiki
 ブログ  5
 Web改ざん通知  無料
アクセスログ解析
再販 ×
 サーバー監視  24時間有人監視 24時間有人監視
 データセンター  国内 国内
 電話サポート    ○
 メールサポート  ○  ○
 チャットサポート  ○  
 ファイル共有機能
WebDAV
 ○  –
 Cron
 SSH  ○  ○
 ファイルマネージャー  ○  ○
 PHP  CGI版・モジュール版 CGI版
バックアップ  7世代バックアップ  7日間バックアップ
独自SSL グローバルサイン年18,000円 グローバルサイン年14,000円
支払い方法  振込(コンビニ、銀行)
クレジットカード
おさいぽ!
郵便振替
振込(コンビニ、銀行)
クレジットカード
ペイジー
解約 10日前 更新日前日まで

※エックスサーバーのバックアップは無料ですが、復元の際に5,000円~10,000円かかります。また申し込み制なのですぐに復元は難しいです。






スタンダードプランとX10との決定的な違い

エックスサーバーはランニングコストが年間12,000円に対し、ロリポスタンダードは6,000円ですみます。エックスサーバーは初期費用も考えると1年目は18,000円で、ロリポが初期費用無料や半額キャンペーンを定期的にしているのに対し、ランニングコストはロリポに軍配があがります。

それに対し、エックスサーバーはドメインが無制限でロリポップは100個と制限がありますが、100個もサイトを作るかと考えれば実質無制限と同じくらいの効果だと思います。

データベースも個数は違いますが、WordPressなら1つのデータベースにいくつかのサイトを入れることは可能なので、実質30個も使わないと思います。

転送量はロリポの方が良く、2015年12月に転送量を1日10GBから100GBに大幅に拡大。
今までのなんと10倍にアップしたんです。
今までは転送量が気になるロリポでしたが、これによりアクセスが集中しても快適に使えること間違いなしですね。
power
バックアップ機能はロリポップは月300円で、エックスサーバーは無料で使えます。
ただし、バックアップを復元する場合にはエックスサーバーはwebデータやメールは1回ごとに10,000円、データベースは5,000円かかります。
それに対し、ロリポップはいつでも復元することが可能で、コントロールパネルから復元できます。

エックスサーバー バックアップデータの提供について

ロリポップ データの復元方法

以上より、ロリポップの方がよりコスパが良いことがわかります。
エックスサーバーは高機能な部分も多いかもしれませんが、そこまでの機能が要らない人にはロリポの方が気軽に使えるかもしれません。
実際私が10年近くにわたってロリポップを使い続けていますが、長時間においてダウンしたなどの経験はなく、他の借りているサーバーに比べても比較的安定して使うことができています。
月額500円のサーバーにしてはいまやロリポップは【安かろう悪かろう】ではなく、「安くてオトクなレンタルサーバー」になったというべきなのかもしれません。
意外と両者の戦いはイーブンと入れるのかもしれません。



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